2026年4月に弟と「合同会社淵」を設立し、Webメディア「コトログ」の運営を始めました。会社を立ち上げてまず悩んだのが、業務を回すためのツール選びです。私は約15年Web開発(PHP/Laravel)に携わってきましたが、経理や社内の情報共有となると勝手が違います。ここでは、小さな会社の立ち上げで実際に役立ったツールを、カテゴリごとに5つ紹介します。特定の製品を強く推すというより、選ぶときの考え方を中心にまとめました。
1. クラウド会計
最初に決めたのがクラウド会計サービスです。銀行口座やクレジットカードと連携して取引を自動で取り込めるので、仕訳の手間が大きく減りました。月額数千円ほどの料金でも、記帳にかかる時間を考えれば十分に見合うと感じています。選ぶときは、法人向けプランがあるか、税理士と共有しやすいかを確認しました。
2. 請求書・帳票の発行
請求書や見積書は、会計サービスに付属する機能や専用ツールで作成しています。テンプレートに沿って入力すれば体裁が整い、電子帳簿保存やインボイス制度への対応もしやすくなりました。発行した書類がそのまま履歴として残る点も、後から見返すときに助かっています。
3. チャット・コミュニケーション
弟とは離れた場所で作業することも多いため、ビジネスチャットを導入しました。メールよりも気軽にやり取りでき、案件ごとにチャンネルを分けておけば会話が流れにくくなります。無料プランでも小さな会社なら十分に使えることが多いです。
4. クラウドストレージ
契約書や画像素材、原稿などのファイルは、クラウドストレージに集約しています。二人でリアルタイムに同じファイルを編集でき、どちらかの端末が壊れてもデータが残る安心感があります。フォルダ構成を最初に決めておくと、後の検索が楽になりました。
5. パスワード管理
意外と後回しにしがちですが、早めに入れてよかったのがパスワード管理ツールです。会社では共有アカウントが増えるため、安全に共有し、退任時に見直せる仕組みが欠かせません。二人とも同じツールを使い、重要な認証情報を一元管理しています。
ツール選びで意識したこと
| 観点 | 確認したこと |
|---|---|
| 料金 | 小規模でも無理のない範囲か |
| 連携 | 他のツールとつながるか |
| 移行 | データを持ち出せるか |
「効果が大きく、手間が少ないもの」から順に導入するのが、私たちには合っていました。
まとめ
創業期はやることが多く、ツール選びに時間をかけすぎるのも考えものです。会計・請求・チャット・ストレージ・パスワード管理という5つのカテゴリを押さえておけば、日々の業務はかなり安定します。まずは無料や低価格のプランから試し、事業の成長に合わせて見直していくのがよいと感じています。


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